所用があって、遅い夏休みを使って帰省。

帰京する前、高原野菜の買い出しをかねて飯縄高原を走ってきた。

市内からは坂中峠を越える訳だが、数年前に坂中地区の入口手前から牟礼側に抜けるトンネルができた。

しかしここを走る機会に恵まれず、今回始めての走行。

途中まではこれまで走り慣れたコースだったが、坂中に入る手前から左斜め下にやや下る形で立派な道路ができていた。

この区間に進んですぐのところに野菜直売所があり、まずはここで物色。

おばさんに薦められるがままにインゲンと土付きのネギを購入。

駐車場にて

いよいよトンネル。

トンネル内は照明はあるもののやや暗い印象。コースは全体的にゆるやかに左カーブしている。

これまでは坂中地区内を縫うように結構なカーブと勾配が続き、特に冬季は厳しかった。

そこが一気にバイパスされた訳だ。

トンネルを抜けて少々下ると地蔵久保に出る。

その先を左折して霊仙寺湖を目指す。この湖畔に野菜の直売所がある。

晴れていて基本的に天気は良いのだが、いかんせん風が強く、そして時折天気雨が降ってくる状況。

霊仙寺湖（紅葉はまだ）

湖畔にあるレストランで昼食。若い御夫婦で経営している風。

ハイシーズンを過ぎているからか、お客はまばら。

それでも家族連れ一組、女性同士の一組が先客。

メニュー

わかりづらいかもしれないが一番上の「野菜カレーのチーズ焼き」をオーダー。

要するに野菜カレーの上にチーズを乗せ、オーブンで焼いたものだが中々の美味。

好みで更に辛くしてもらえる。

湖畔をたどり、ペンションが並ぶ区間を通過し、いいづなリゾートスキー場に出る。

もちろんまだまだ雪の季節は先。 人の気配はなかった。

そこから飯綱高原方面に向かう。

紅葉はまだだが緑も多く、久しぶりに心が和む景色。

飯綱スキー場の下で左折。 ループ橋経由で帰宅する。

聞けば飯綱スキー場（長野市営）はこのシーズンからリフト二基を廃止するとの事。

元々はファミリー向けに作られたのだが、最近はますます客が減っており、採算が合わなくなったのだろう。

自分も子供の頃は愛用した所、また長野オリンピックではモーグル会場だったところ。

何とか存続して欲しいもの。

前述したように、ここはオリンピック会場へのアクセス道路として整備された事もあり、道路状況は良い。

特にループ橋は、坂中峠同様に曲がりくねって道幅も狭い区間を一気にパス。

ツーリングといえる程の距離ではなかったが、愛車も久しぶりに山のおいしい空気を吸ってリフレッシュ

したことだろう。