発表なった「ジューク」に乗った。

馴染みのディーラーでは試乗する顧客が多く、順番待ち。

【エクステリア】

見ればわかるがかなりアクが強い。特にフロントマスク。

しかし見慣れると違和感がなくなるかもしれない。

リアはテールランプが立体的で面白い。

最近の日産車としては異質で気に入った。

【室内の広さ】

3ナンバーではあるがコンパクト感は否めず。

特に後席の頭上空間に圧迫感あり。

荷室はやはり厳しく、大きなものを積もうとしたら後席の背もたれを倒す必要がある。

しかし最初から割りきれれば問題なし。

前後の空間は充分。

【シート】

適度な硬さ。

質感にも問題は感じず。

【エンジン、静粛性】

エンジンは1500cc。

日産の同じ排気量のクルマよりもパワーアップしているとの事。

3名乗車での試乗だったが、市街地走行には全く問題なし。 通常の速度域では静粛そのもの。

発進時の「食いつき」はV36 250GTと遜色ないくらい。

加速を求めてアクセルを踏み込むと、元気よく回るもののやはり排気量なり。

アイドリングも静か。また一般道での乗用速度、高速での制限速度前後でも極めて静粛。

おそらくフル乗車での山間走行は厳しいと思うが、市街地ユースでは全く問題なし。

また回した時のエンジンサウンドもガサツさはなかった。

【オートマ】

このクルマはエクストロニックCVT。変速時のショックは「なし」と言うか全く意識しなかった。

またシルフィの時に感じた発進時の微妙なアクセルワークの必要性は感じなかった。

【インテリア】

全体的に好感が持てた。

特に「インテリジェントコントロールディスプレイ」は面白い。

ドライブモードとして「スポーツ」「エコ」を選び、更にはその走行状態をビジュアルで表示するもの。

運転中の注視はつらいが。

 

【総論】

このクルマはとにかくエクステリアデザインを気に入るか否かの一言に尽きる。

個人的には「面白み」を感じた。

今年の11月には1600cc四駆ターボモデルが追加となる模様。

1500ccでこれだけ走るのならこれも楽しみ。

ちなみに「ジューク（19）」という名なので10.15燃費も19Km/Lなのだそうだ…。

（2010.06.12記）