日産の電気自動車「リーフ」に乗った。

もちろん購入と言う訳ではなく、馴染みのディーラーに愛車を預けた帰りに

送ってもらいながら運転させてもらった次第。

【エクステリア】

見た目はいわゆる「コンパクトカー」。

特に「電気自動車」然としている訳でもなく、クルマに詳しくない人から見たら

ガソリン車と何の区別もつかない。

【室内の広さ】

コンパクトカーとしては優秀。

今回は後席に座る機会はなかったが、見た目で余裕を感じた。

荷室は電池搭載を感じさせない広さ。とは言え大きなくぼみがあり、

フラットと言う訳にはいかない。

【シート】

適度な硬さ。

質感も問題なし。

【静粛性】

論じる必要なし。さすがは電気自動車。

加減速時に聞えてくるモーター音のみ。

巡行状態からブレーキを踏んだ瞬間、「回生中」に変わり、まるで電車の減速時と

同じ音を奏でる。

ロードノイズも押さえ込まれており、静粛性は抜群。

【オートマ】

操作方法はマスターできなか極めてシンプルなシフトワーク。

通常のガソリン車と何ら変わりない。

【インテリア】

ダッシュボードは完全にデジタル。

フル充電所要時間、走行可能距離、電気使用状態など、リアルタイムに表示される。

エアコンオンで走行可能距離が10Km減ったが、ゆるやかな下り坂でアクセルを戻し

ブレーキを踏むとまた伸びた。

 

【総論】

良くできたクルマであることに否定の余地はない。

あとはインフラの整備と、充電時間の短縮か。

聞くと8割まで急速充電するのに30分要するとのこと。

インフラが整備されたとして、ガソリン給油と遜色ない時間で充電できるようになると

一気に普及すると思う。

なお運転に際し、ゴルフ場で電動カートに慣れている自分はあまり違和感がなかった。

（2011.10.10記）