エコを意識したアプローチとしてエンジンを1200ccにダウンサイズした

代わりにスーパーチャージャーを搭載、1500cc相当の動力性能との

うたい文句。「ノート MEDALIST/HR12DDR・/FONT>」に試乗した。

自分のイメージの中で「メダリエスト」と言えばローレルのイメージだったが

今回はノートにも設定。ボディカラーは「ビートニックゴールド」と言う特別色。

【エクステリア】

最近の「日産顔」とも言えるデザイン。

 

このサイズのハッチバック車としては往年のパルサーを思い出す。

【室内の広さ】

コンパクトカーながら前後座席共に広さは十分。

横幅、高さ、前後共に余裕があった。

運転席で私がポジションをとっても後部座席での膝から運転席シートまでの

距離も余裕。足の組み換えも可能。

カーゴルームは以下。

さすがにゴルフバッグの複数搭載は厳しそう。

【シート】

メダリストと言うことで革張りのシート。

コンパクトカーとは思えない「しっかり感」を感じた。

市街地走行のみなのでホールド性についての判断は困難。

【静粛性】

まあ及第点。このクラスの「直4エンジン」としては標準的。

アクセルを強く踏み込むとスーパーチャージャーが効いてくるが

その時点で太い・力強いサウンドに変わる。

全開にしていないので判断できないが、山道を思い切り攻めでも

しない限り問題はないと思う。

【ミッション】

今回の試乗車はCVT。特に違和感ない加減速だった。

スーパーチャージャーとの相性も悪くない。パワー感がしっかり

伝わってくる。

【パワー】

メーカーは1500cc相当のパワーを目指したとのことだが、

個人的にはむしろ力強さを感じた。スーパーチャージャーの効果

なのだろうが、市街地でのゴーストップでもストレスのない動き。

四人フルに乗車したらどうかはわからない。

【インテリア】

 

「未来感」を感じるイメージ。

画像ではわかりづらいが、エコモードにするとセンターにアクセル踏み込みに

応じたインジケータが表示され、インパネ上部がグリーンに変わる。

この時点で燃費は19km/Lを示している。

エアコン周りも一ヶ所にレイアウトされていて操作性も良さそう。

(今回は操作機会なし)

【総論】

売れるだけのことはある。

個人的には、このクルマの足回りと排気系を強化して乗ってみたい。

もちろんエコは大切としても、「クルマを操る楽しみ」は捨てがたい。

その意味でその両方を実現させてくれるクルマだと感じた。

（2013.02.03記）