タイトルだけ聞くと驚いてしまうが…。
読売巨人軍の某スポンサー企業が募集していた試合前アトラクションとして「スピードガンに挑戦」に参加した。
2003年6月25日17時、東京ドーム関係者入口に集合。
ものものしい警備の中、他の参加者の皆さん達とドーム入り。
スタンドからの観戦からは何度も経験があるものの、選手・関係者と同じ世界に進入するのは当然初体験。
控室はちょうどバックネット裏で、外界からは閉ざされた空間だった。
非常に緊張。
司会者から次第を聞きながら出番を待つ。
この時、各参加者は「自分のポジションと好きな選手」を聞かれた。
「捕手以外どこでも、そして鹿取コーチかな。」と答えておいた。
持ち球は2球。そのうちの速い方が「読売巨人軍の認定記録」になる訳だ。
元々草野球の心得はあるものの、プロ野球のマウンドは当然ながら初めて。緊張と期待が入り交じる。
そして試合開始の17時50分に移動開始。グラウンド入口に待機。
ちょうどベイスターズベンチの真横であり、有名な選手達がすぐ近くにいた。
ここで場内アナウンスがあるまで待っていた訳だが、ここまで来ると不思議と緊張感は消え、
むしろ晴れ舞台に出られる期待感の方が高まってきたのが本音。
ついにグラウンドへ。マウンド付近に集合。
感動モノだった。東京ドームでのジャイアンツ公式戦、試合開始直前で場内には多数の観客、そしてまばゆいばかりの照明。
マウンドの土、人工芝をじっくり触っている余裕がある自分が不思議だった。
そしていよいよ出番。
司会者の紹介アナウンスが始まり、好きな選手（私の場合は鹿取コーチ）の紹介があった瞬間、
ジャイアンツベンチが思い切り受けた…。特に某「M木」選手。私は笑いながら挨拶を…。
とうとう投球の瞬間。
一球目は右打者外角高め、二球目はワンバウンド。
最高球速は106Km/h。 私の年齢と日常生活を考慮したら満足のいく数字なのだろうが、
学生時代は120Km/h前後を出していたので、やはり最低でも110Km/hは出したかったのが本音。
（これが証拠）
↓↓↓
しかし非常に投げやすいマウンドだった。（当たり前か）
またドームの大観客の中で投げるのはなかなか快感だった。
その後はライトスタンドのＧファンの一員として声援を送ってきた。
スタンドに座っていると、つい少し前に自分がマウンドにいた事は信じられない気分だった。
試合は（何とか）勝利したが、かつての強いジャイアンツの姿ではなかった。
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